睡眠時無呼吸症候群は、寝いている間に呼吸が止まってしまう病気です。寝いている間のことですから、ご本人が気づきにくいという点がポイントです。睡眠時無呼吸症候群になると、熟睡できず体がしっかり休めていないため、昼間もすっきりせず、すぐ居眠りしてしまうのが特徴です。家族などから「いびきがすごい・寝ている時しばらく呼吸が止まる」との指摘で気付くこともあります。居眠り運転で事故を起こしたり、集中力が低下したりなど日常生活や仕事に支障をきたす事があります。また、無呼吸により血液中の酸素濃度が低下してくると心臓に負担がかかり、高血圧や心不全・脳卒中・糖尿病などの病気を合併する危険性があります。