気管支喘息は呼吸器の病気ですが、気管支喘息の発症にはアレルギーが大きく関わっています。喘息の方は、自覚症状がない時でも慢性的に気道に炎症が起こっています。そこへダニ・カビ・猫や犬等動物の毛やフケ・花粉・たばこの煙などのアレルゲン(アレルギーの原因物質のこと)との接触刺激が加わると、発作を起こすリスクが格段に高まります。発作が長引くと治療に対する反応は遅くなりますし、炎症のコントロールが不十分なまま長年経過すると気管支の壁は厚く硬くなり戻らなくなってしまいます(リモデリングといいます)。発作は軽いうちに早めに治療し、十分な治療を行ってしっかり炎症を抑えることがポイントです。また、疲れとともに免疫をコントロールする力も弱まるので、アレルギー反応も起きやすくなります。普段からなるべく疲れをためない、気道を刺激しないようにするなど生活環境に気をつけることも大切です。

東二番丁診療所 院長 笹森寛

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👤 この記事の監修・執筆医師

東二番丁診療所 院長 笹森 寛(ささもり かん)

  • 所属学会・資格:
    • 日本呼吸器学会 呼吸器専門医・指導医
    • 日本内科学会 総合内科専門医
  • 一言コメント:
    「当院は仙台トラストシティ内にあります。息苦しいときは受診ください。気管支喘息は、毎日お薬を続けて炎症の火種を消し続けることが、将来の健康な肺を守るために何より大切です。症状が落ち着いたからといって自己判断で治療をやめないようにしましょう。」