内科疾患は風邪や腹痛、下痢といったありふれた一般内科疾患から、循環器・呼吸器・神経・血液・腎臓等の各臓器別内科、更には甲状腺や副腎等ホルモンの異常に関わる内分泌疾患、糖尿病や脂質異常症等の代謝性疾患、結核やエイズ等の感染症、リウマチやエリテマトーデスをはじめとした膠原病、アレルギー疾患等全身性疾患まで多岐にわたっています。風邪だと思っていたら実は結核や肺癌だった、膠原病だったといったことにもしばしば遭遇します。当院では総合内科専門医の観点から各患者さんの全身・全体を見極めつつ診療をおこなってまいります。もちろん、各分野の専門医の診察・治療を必要とするような方の場合には専門の病院などにご紹介致します。

 糖尿病・高血圧症・脂質異常症等、生活習慣が発症に大きく影響する病気を生活習慣病と呼んでいますが、生活習慣病をはじめとした慢性疾患は一人の人が複数の疾患を持ち合わせていることは珍しくありません。また、お年寄りの方は加齢に伴って色々な疾患に罹患し易くなります。そのような方々にも総合的に診断・治療・適切な助言をおこなっていきます。 予防接種や各種健康診断などにつきましてもお気軽にご相談ください。

生活習慣病を予防しよう

 生活習慣病はその名の通り、普段の生活習慣(食べすぎ、飲みすぎ、喫煙、運動不足など)の積み重ねによって引き起こされる病気の総称です。代表的な病気は「脂質異常症」「高血圧」「糖尿病」「肥満」などです。これらは‘死の四重奏’と呼ばれていて、重複するとより危険が高まります。